リッツ大阪に宿泊してきました 2020.06.22(月)〜23(火)
前々からずっと気になっていた
ザ・リッツ・カールトン大阪に宿泊してきました
日頃とても評判の良いクラブラウンジ
新型コロナウィルスによる非常事態宣言が解除され
現在どのような状態になっているのか
下調べをしていると少し不安な情報もあったりもしたのですが
そこはあまり深く考えず
ウキウキしながら出かけます
大阪駅に着くとホテルまでは10分とかからないのに
チェックインの時間まで微妙に早く着いてしまいました
「お茶でもする?」と入ったお店は“たこ焼きの会津屋”
(どこがお茶やねん!と突っ込みそうにw)
小さなお店なのに居酒屋メニューも豊富
ガッツリ頼んでしまいそうでしたが
グッとこらえて酢タコと久しぶりの明石焼き
そしてこれこれ
生ビール♪
呑んべい夫婦にはこれが最高
思わず「おかわり〜」と言ってしまいそうでしたが
ここもグッ!とこらえてお会計
ホテルはすぐそこですから
私たちが入ったのは正面玄関ではなかったようですが
ドアを開けた瞬間から目の前に異世界が広がります
ロビーラウンジやその他のショップの前を通ると大広間に
中央にお花が飾られ天井には豪華なシャンデリア
奥の壁には暖炉
そして暖炉の前にはゆったりとしたソファが2脚と椅子
周りにたくさんのアンティークな装飾品
壁にはたくさんの絵画や食器棚
そこかしこに椅子が置かれています
まるでイギリス貴族のリビングのような空間
外と中のギャップ
初めての私はクラクラと少しめまいがするような感覚にw
隣のエントランスのカウンターに進むと
スタッフの方に
チェックインの手続きのあいだ私は
空いている椅子を自分で探して座って待つように言われました
どこに座っていいものかと少し戸惑ってしまいました
ウェルカムドリンクなどはありません
しばらくの間なんとなく見ていると
カウンターのダーリンがキョロキョロしだしました
何事かと自分から行ってみます
検温が必要だったみたいです
座って待つように言われたのにな〜
隣で立っているさっきのスタッフが迎えに来ることもないんだな〜
ん〜・・・・・
エントランス側にある向こうのドアが正面玄関でした
チェックインが終わると部屋まで案内してくれます
廊下も壁も
エレベーターや部屋のドアも
ホテルにいるとは思えない
まるで美術館のなかを歩いているようです
34階クラブフロアのお部屋
ドアを開けるとすぐに
廊下の向こうの部屋にあるデスクの横に
ワインクーラーののったテーブルが用意されているのが見えます
「ご用意させていただきました」
(え?記念日でもないのにこんなに凄いウェルカムドリンク?)
カードキーを受け取り
そのほかに何か聞きたいことやわからないことはないかと言われましたが
これといってないと言うとスタッフは退室
「ごめんねシャンパン用意しといたよ」とダーリン
少し前にちょっと大きな喧嘩をしたことを気にしていてくれたようです
喧嘩した直後にお寿司屋さんに連れて行ってくれたし
今回のリッツ・カールトンもクラブフロアにアップしてくれていたし
こんなにしてもらっていいの?
それならたまには喧嘩もいいのかな?
いえいえ、しないに越したことはありませんw
ホテルからのウェルカムスイーツやフルーツなどは無いようです
恒例の撮影タイム♪
ドアを入ってすぐ右手にクローゼット
ハンガーは3種類合わせて15本くらいあります
パジャマが2着とバスローブが1着
パジャマは標準のフリーサイズ
バスローブはスリム体型の方にはピッタリ
高級ホテルにはポッチャリした方など来ないのでしょうw
大柄な外国人のゲストは困るんじゃないかしら
そんな時は電話すれば用意があるのかな?
などと勝手なことを思いますが
私などが文句を言える立場ではありませんw
アイロンとアイロン台
ランドリーバスケットと折りたたみのバゲージラック
金庫の下の引き出しの中には
上段にビニールではなく生成りの布のランドリーバッグ
下段にはスリッパ
スリッパはふわっとタイプですがよくあるもの
最近はどこのホテルにも置いてあるタイプ
除菌スプレーはなかったのが不思議
クローゼットの向かいにバスルーム
壁一面の鏡の前には大理石の洗面で2ボール
イギリス王室御用達のアスプレイのボディローションが2本とソープ
マウスウォッシュとグラス
それとハンドタオルが置かれています
拡大鏡には女優ライトがついていますが手鏡はありません
引き出しの上段にその他のアメニティ
スキンケア用品や入浴剤などはありません
下段にパナソニックのドライヤー
少し古い型のようで風力が弱かったのが残念
洗面の両脇にバスタブとシャワーブースが
このタイプは日本人にはどうなのか・・・
せめて隣同士ならもっと使い勝手がいいのにな〜なんて
シャワーブースにはレインシャワーのみ
バスタブにはハンドシャワーがあります
どちらにもアスプレイのシャンプー・コンディショナー・シャワージェル
シャワーブースの横の壁にバスタオルとフェイスタオルが2枚ずつかかっていて
バスタブの上の棚には1枚ずつ置かれています
バスルームのドアの内側にバスローブが1着かけてありました
廊下の途中に食器棚と冷蔵庫
棚には数種のグラス
ボーンチャイナナルミのカップや湯呑み
デロンギのポットとネスプレッソ
リッツ・カールトンのミネラルウォーターは4本
引き出しを開けると
右端にコーヒーのポーションとトワイニングスのお茶が3種類
アールグレイ・煎茶・烏龍茶
それにシュガーやクリーミーパウダー
そのほかは有料のおつまみやお酒のミニボトル
冷蔵庫の中は有料のドリンクがたくさん入っていますが
下段は開けてありました
壁に金と黒のフレームで優しい雰囲気の
モノクロのフォトがたくさん飾られています
可愛いセミダブルのベッドの横の壁にはアンティーク調のスーツラック
ベッドの間に置かれたサイドテーブルには
スタンドライトと小さな置き時計
電話とメモとペンとティッシュ
コンセントとUSBの差込口
照明と電動カーテンのコントローラー
ベッドの向かいには大型テレビ
テレビ台が素敵です
左の扉の中にチューナーが入っていました
ベッドの横にはオットマン付きのソファ
ネイビーのカーテンと色を合わせてあります
デスクには各種の案内が置かれ
スタンドライトとUSBの差込口が2つある電話の子機が置かれています
引き出しの中にはレターセット
引き出しの横には数種の差込口
アンティーク調のデスクなのに高機能です
今までにない雰囲気に興奮したのか
少し喉が乾きました
いきなりシャンパンを開けようかとも思いましたが
クラブフロア特典のアフタヌーンティーの時間
1階のSplendidOへ行くことにしましょう
エレベーターを降りる前に
休憩所になっているクラブフロアを覗きます
本来なら34階のクラブフロアで提供されるサービスは
その全てが1階のレストランでクラブフロアとは違う形で提供されます
クラブフロアとの大きな違いは
ブッフェスタイルで提供されていたものはなくなり
テーブルに決められたお料理が運ばれ
ドリンクはアルコールを含めた数種の中からオーダーします
レストランなのでクラブフロアのメンバー以外もいらっしゃるようです
今回は満室と聞いていましたが人は少ないような気がします
制限しながらの満室なのででしょうか?
トップがライオンの3段プレートが運ばれ
スパークリングワインといただきます
グリーンサラダはオリーブオイルで
ハンバーガーの形をしたサンドイッチはアボカドとハムチーズ
ミニサイズのケーキはどれも美味♪
ピザはほんのりトリュフの香りが
ドリンクはとてもいいタイミングで何度も勧めてくれるので
お酒を飲まれる方は注意が必要ですw
帰る前に笑顔の素敵なスタッフの女性に
スキンケア用品や入浴剤のことを聞いてみたところ
すぐに問い合わせて用意してくださるとのことです
戻る前に温かい緑茶もいただき
落ち着いた静かな時間を過ごせました
本当ならこれだけでも充分なのでしょうけれど
以前のスタイルはもっと素晴らしかったと聞いています
次回は是非とも元に戻ってからきてみたいです
思ったよりゆっくりしてしまいましたが
部屋に戻ると頼んだものが届いていました
スキンケアはドクターシーラボ
夜と朝の2回入浴することを伝えていなかったので
バスソルトは1つ
暑かったのでひとまずシャワー
湯上りにシャンパンを開けてくれました
「美味しい♡」
すでにかなりの酔っ払いです
時間が流れるのは早いですね
気づけばカクテル&ナイトキャップの時間
本来カクテルとナイトキャップの時間は分かれていたそうですが
今は合わせて17:00〜20:30までとなっていました
いそいそと行ってみると
こちらも内容が少し違う3段プレート
先ほどと同じサラダとピザ
スープとホットミールは牛肉の煮込み
生ハムとカプレーゼ
生ハムが美味しかったのでおかわりできるか聞いてみると
「もちろんです」と少し時間はかかりましたが用意してくれました
お酒もたくさん勧めてくれます
ブッフェスタイルはどんな感じだったのかな〜
なんて考えているうち更に酔いが回ります
ずっと飲んでるな〜
部屋に戻るとターンダウンが済んでいて
サイドテーブルには新しいお水と
ツ・カールトンのチョコレートが4枚置いてあります
時間になると
頼んでいたルームサービスのお食事が運ばれてきました
太刀魚はビックリするくらいふわふわで柔らかい
付け合わせのアーチチョークも美味しい
イカ墨パスタは濃厚
のっている海老もプリッとしていて濃厚
イカ墨に負けていません
チキンはサクッといい焼き加減
パンがついてくるのかと思ったらここでもピザがついてきました
オリーブオイルと塩胡椒や粉チーズ
ミニボトルのタバスコが可愛い
カクテルタイムからすでに泥酔状態のダーリン
せっかくのルームサービスなのに
イカ墨パスタを半分と他の料理は一口ずつで脱落
爆睡ですw
今朝も4時に起きてから出かけるまでずっとお仕事してました
毎日おつかれさまです
もう怒ってなかったのに高いシャンパンをありがとう
喧嘩なんてしてなくても休みができるといつも
あれやこれやと計画をたて全ての準備をし
色々なところに連れて行って楽しませてくれて本当にありがとう
でも、お互いいい年なんだから無理はしないでくださいね
朝は早くに目が覚めてしまいました
昨日頼んでおいたモーニングコーヒーは7時です
とりあえずお風呂に入って待ちます
7時ちょうど
部屋のドアを開けるとコーヒーがテーブルに乗せて届けられていました
寝ているのを起こしてはいけないという配慮なのでしょう
インターホンを押したり
ドアをノックすることもありません
時間通りにそっと置いてくれているのです
ネスプレッソのコーヒーもいいけど
きちんと挿れられたものはやっぱり美味しいですよね
熱々のコーヒーをゆったり楽しんでから
朝食をいただきに1階へ
朝はアメリカンブレックファストと和食の2択
ダーリンは和食でおかゆ
私はアメリカンブレックファスト
紅茶をお願いすると
「温かい飲み物は先にお持ちしてよろしいですか?」と聞いてくれます
メニューの中から選んだ
生搾りのグレープフルーツジュース
フルーツヨーグルトとコーンフレーク
それに4種類のパンと3種類のジャム
お盆にのせた和食は
湯豆腐と煮物など
たくさんあるのではしゃいでいましたが
ダーリンがご飯をお代わりする頃になっても
私の頼んだ卵料理が来ないんです
かなり気の長いダーリンが「遅いね」と2度言うくらい
聞いてみようか?という雰囲気になった頃
焦った顔のウェイターさんが「大変お待たせしました」
もしかして忘れてた?
それとも何か失敗した?
まあ仕方ありません
気を悪くしないで楽しみましょう
悩んで悩んで悩んだ末に選んだポーチドエッグ
エッグベネディクト風かと思っていたのですが
ちょっと違って普通でした
聞いた話でトリュフのオムレツが美味しいとのことだったので
そちらにすればよかったかな
少しだけ後悔
美味しかったので少しだけですけどね
朝からスパークリングワインを飲んでる方がいらっしゃいまいしたが
私たちは昨日飲みすぎたのでちょっと休憩で我慢です
部屋に戻りお片付け
帰り支度をしておきます
レイトチェックで14時まで滞在できるかと思っていたのですが
満室のため部屋の利用は12時までとのこと
なんやかやであっという間に時間となりました
でもクラブラウンジの利用は14時までできるとのことなので
荷物を持ってお昼の軽食をいただきに1階へおりていきます
オーダー後ダーリンがチェックアウトの手続きをしてきてくれます
軽食の3段プレートが運ばれ
シャンパンもついでくれました
その時に朝もいらしたウェイターさんが
「今朝もご利用いただきありがとうございました」と
わざわざご挨拶してくださいました
・・・あれ?なんだか長い間戻ってこないな
そう思った頃にやっと戻って来ると
例のシャンパンが会計に入っていなかったことがわかり
やり直していたため時間がかかったそうです
でも朝飲んだ冷蔵庫のビールはサービスだったんだよ
・・・っていつ飲んだの?
私より先に目が覚めた時に1人で飲んでいたんですって
休日だからいいけど〜
昨日は泥酔してたのに飲み過ぎだよ〜
私は朝のお酒我慢したのに〜
なんていいながらスパークリングワインを乾杯するこの夫婦
救いようがありませんねw
昨日とはまた少し違うメニュー
ハンバーガーが美味しかったな
帰る前に1階のお手洗いをお借りしました
流石!トイレまでとてもゴージャス
洗面にはハンドソープとハンドクリームまで置かれています
気遣いがすばらしい
ショップにも入ってみると
美味しそうなパンやキャビアや生ハム
マカロンやクッキーなどの色々なお菓子たち
ターンダウンの時に置いてくれていたチョコレートや
ロビーラウンジにもあるクリームデニッシュも売っていました
ダーリンが頼んでくれたシャンパンも売っていました
ここで買ってお部屋に持っていくことも可能だと言うことなので
次からはその方がかなりお得ですね
今回のザ・リッツ・カールトン大阪
昨年までのクラブラウンジの評判を聞いていただけに
正直
料理の内容が少し寂しい感じがしましたし
最高級ホテルと意識してみると
サービスの手際の悪さが気になることも所々ありました
でも
それはほんの少しだと思います
大阪のせっかちでいらちなおばちゃんの意見なだけで
本来なら気分を害するほどのことではないかも
イギリスのクラシカルな内装は素晴らしいですし
スタッフの方々の笑顔も心地よいもので
疲れた体と心を癒してくれる
ゆったりとした極上の時間になったことには間違いありません
後日談ですが9月以降はクラブフロアが再開したようです
ホテルの宿泊動画を見てみるとあまりのサービス内容のに違いに愕然
そして
これも後日判明したことなのですが
今回の“ごめんねシャンパン
ホテルへの予約電話の際に「家内と喧嘩したので何かしたい」と相談したところ
「それではシャンパンなどプレゼントされてはいかがですか?」と
アドバイスしてくださったので用意しもらったそうなんです
チェックアウトの時にこのシャンパンが料金に含まれていなかったのは
実は、ホテル側からのサービスであった
という可能性が大だったのです
ですが、他のスタッフが把握していなかったか
申告したので請求されたかのどちらかのようで
サービスは冷蔵庫の缶ビール1本に変更になったようです
リッツはとてもお客様を大切にするホテルで
お客様の要望にはできるかぎり対応する
本当かどうかはわかりませんが
ある程度の金額までならばサービスとして請求しないという噂を
聞いていたのを忘れていました
初めて行った私たちなのであくまでも噂ですが
申告したためにシャンパンが缶ビールに・・・・・
本当なら残念ですが
後日ホテル側から訂正されることもなかったので
噂は噂だったのでしょう
まあ
欲張っていいことはありませんから
今回はこれでよかったのかもしれませんね
どちらにしろ
ダーリンありがとうの気持ちです
余談ですが
私的には昨年の秋に行った
ザ・リッツ・カールトン京都の方が気に入っています
そもそもクラブラウンジがないので
サービスに違いがあるのは当たり前ですが
お部屋がとっても素晴らしくて
選んだ和朝食はそれはもう素敵で美味しかったんです
今までの中でダントツ1位です
普段は洋朝食ブッフェがとても評判が良いらしいので
そちらにも行ってみたいなと思いますが
この日はロビーラウンジで娘と3人
ピエールエルメのデザートを中心としたアフタヌーンティもいただきましたし
ピエールエルメ・パリのクロワッサンも購入して帰ったので満足
次回もまた和朝食を選ぶ気がします
用意されているウェルカムフルーツやスイーツに京都のお茶
しゃぼんやのオーガニックソープや木のブラシや櫛などの
アメニティ類なども洒落ています
機会を見てまた行けるといいなと思っています
大阪の方にも一番いい状態に戻ってからもう一度訪れてみたいです
更に良い評価になることを期待して
外は一番暑い時間
ルクアのフードコートに寄って
またスパークリングワインを1杯と少しだけお寿司をつまんで
お土産にもお寿司を買ってから家路につきました
今回もとっても楽しい旅行をありがとうでした
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