今回は大阪のおとなり奈良
新しくできたばかりの“ふふ”奈良に宿泊してきました
2020.06.08(月)〜09(火)
近畿以外の他県から新幹線で新大阪まで来られた場合は
地下鉄新大阪駅からなんば駅
近鉄線に乗り換えて近鉄電車で奈良駅
もしくは
JR新大阪から大阪駅
大阪環状線に乗り換えて鶴橋駅
今度は近鉄電車に乗り換え奈良駅
どちらも急行で約30分くらい
乗り換えの少ない地下鉄の方が楽かと思います
伊丹空港からだと
伊丹空港線のバスでなんばか上本町に
他にも電車を乗り継ぐ方法もありますが
バスから近鉄電車に乗り換えると楽ではないでしょうか
改札を抜けエスカレーターを上がると
いつもの見慣れた風景
子供の頃から少なくとも年に1〜2度は訪れる場所です
最近では小さなお子さんのいる台湾の友人を案内したことも
鹿がめずらしいとそれはそれは喜んで
鹿煎餅を10個以上買っていました
東向き商店街を入ってすぐ
平日の今の時期のわりには賑わっている感じがします
Contents
新しいお店発見!YAMATO Craft Beer Table
新しいお店発見!
YAMATO Craft Beer Table
meet×pizza
その魅力的なネーミングに思わず吸い込まれてしまいます
昨年の10月にオープンしたんだそうです
しばらく来てないうちに色んなお店が変わってるな~
悩んだ末に
私は国産和牛のステーキボール
ダーリンは
ヤマトポークのジンジャーボール
ビールはそれぞれ違うチョイスをして
サイズはちょっと遠慮気味にM
ペールエールは柑橘系のアロマが香って
少し苦味があるけどスッキリ優しい口当たり
セゾンはしっかりした味わいで苦味はそれほど強くない
スタンダードな感じ
運ばれてきたお料理は
ビーフもポークもお肉が柔らか〜い
ポークはほんのりレアで炭の香りと生姜がいい感じ
それなりに脂身がついているのになぜか油っぽくなくて美味しい
ビーフは程よいサシがはいってお肉の味も濃くとにかく柔らかい
どうも低温調理されているよう
聞けばよかったのにタイミングを逃してしまった
どちらにもついているボリュームのあるグリル野菜が絶妙
小さなポテトサラダとチキンスープがついて
お値段はビーフが ¥1280 とポークが ¥980
食べ終わる頃
ダーリンから「もう1杯飲む?」
やっぱり2人とも1杯では我慢できませんでしたw
ダーリンはスタウト
独特な風味の黒ビール
私は奈良醸造のファウスト
バランスの取れた飲みやすいビール
ダーリンはここでもう寝落ちしそうな顔してる
毎日お仕事ご苦労さまです
ピザも食べたかったな〜なんて後ろ髪引かれながらお会計
店を出て商店街を歩くといつもの奈良漬け屋さん
帰りに買って帰ろう♪
店舗の一部を改装中の中谷堂
いつもの餅つきをしていないのが少し寂しい
お餅を一つずつ食べ歩き
興福寺から若草公園を散歩しながらホテルに向かいます
小鹿たちがたくさんいましたがみんな暑そう
あとで聞いたら
今日の奈良の気温は33℃まで上がったんですって
ちょうどお昼の2時前後に歩いてたからホントに暑かった~
“ふふ 奈良” 6月6日にオープンしたばかりの高級温泉旅館にチェックイン!
今回の ”ふふ 奈良” は6月6日オープンの出来たてホヤホヤ
高級旅館・ホテルを展開するカトープレジャーグループと
大手不動産会社ヒューリックが本州を中心に展開中の
高級温泉旅館“ふふ”
奈良は熱海・河口湖・に次いで3店舗目
来年には京都もオープン予定で
今後全6店舗となる予定なんだそうです
公園を出て道路沿いに歩くと5分ほどで着きました
敷地にはいるとすぐにスタッフの方が走って迎えてくれました
暖簾をくぐって入ったのですが
竹箒などが並んでいたので
もしかしてお勝手口だったんでしょうか
だから走ってきてくれたんですかねw
正面を突っ切って行けば良かったようです
本来は玄関でアルコール消毒と検温をするそうですが
今日はとりあえずアルコール消毒だけし
1組ずつ仕切りがされたチェックインスペースに通されてから検温です
ウェルカムドリンク
ホテル特製の2種類の冷やし飴
暑かったせいもあって優しい甘味が幸せ♪
KINTOのグラスに入れられていました
KINTOのダブルウォールグラスは
二重構造になっていて水滴が付かず
熱い飲み物をいれても熱くなりにくい
温冷どちらも使える優れもの
デザインも可愛くて好きです
手続きが終わると
「ウイスキーが豊富なんですよ」と教えてくれたバーや
お部屋に置かれているアメニティ類が売られているスーベニール
エレベーターを上がった2階にスパがあり
食事は朝夕どちらも竹林を歩いて
和食の“滴翠”(てきすい)へ行くことを案内してくださってから
1階の自動ドアを通りお部屋へ案内してくれました
恒例、お部屋撮影会
部屋のドアを開けたすぐ左横に
奈良の土で作られた香台にのせられた吉野杉のキューブ
すごくいい香りです
おかげで新しい建物の匂いは全く感じません
廊下の突き当たりには何やら小さな黒いオブジェ
あとで聞くと蓮の葉がモチーフになった“道標”
木のトレーの下に置かれた磁石で立てています
部屋に置かれているもののほとんどは購入できるそうです
除菌ハンドジェルはオーガニックのもの
ドアを入って右側にある扉は
バトラースペースになっています
食器の引取など対面でのやりとりをしなくていいことに使うようです
下の段に置かれているのはブーツキーパーかな
トイレ
温水洗浄機はINAX
ドアを開けると
大きなコーナーソファとバーカウンター
振り向いた壁側に大型テレビ
コーナーになったスペースって落ち着きますよね〜
残念なのは景色を見ながらくつろげないことかな
お部屋の間取りはいくつかあって
ソファが窓側にあるお部屋もあるみたいです
部屋に入って横を向くと奥に露天風呂が見える広々としたベッドルーム
竹林が見えて落ち着きのある和モダンなお部屋が素敵
ミニバー
ベットルームの手前にバーカウンター
タグの付いた3種のウイスキーが並べられています
タグがついているものは有料で
飲んだらチェックアウト時にタグを渡して清算してもらうシステム
冷蔵庫の中のものでタグがついていたのは
ローランペリエのシャンパンの小瓶1本だけ
その他に入っている
アサヒプレミアム生ビールの瓶が2本
じゃばらまるの缶ジュース2本
ウィルキンソンのソーダ2本
ミネラルウォーター2本
これらは全てサービスで無料とのこと
あと嬉しい心遣いなのが
お茶はペットボトルのものでなく
月ヶ瀬の水出し煎茶をポットで冷やしてくれていて
このお茶がなんとも美味しい
夕食後におかわりしちゃいました
ウェルカムスイーツ
ウェルカムスイーツは
ホテルオリジナルの〝鹿の模様の最中″
食器棚の中に素敵な茶器があります
あとで一緒にいただきましょう
お茶のティーパックは“ふふ”のオリジナル
ドリップコーヒーのパックも入っています
紅茶は置いていませんでした
食器棚の中にはお洒落なグラス類
使うのが楽しみ♪
ポットはバルミューダ
クローゼット
クローゼットの扉を開けるとハンガーと丹前
案内された時に
「今の季節に丹前は必要ないかと思いますが」と言われ
?と思っていたのですが
あとで見てみるとこの丹前
内側がキルティングで冬用
私は浴衣だけだと体の線が目立つのがイヤだし
なんだか寝巻きで歩いているようで
外出時は夏でも必ず着るようにしています
今回も食事の時にとりあえず着て行きましたが
やっぱりかなり暑かった
是非とも春夏用の薄い丹前も用意して欲しいものです
丹前と一緒に竹でできたミニバックがかけられていますが
スマホなどを入れられて便利
あと小さな蓋つきの籠があり
何かな?と開けてみると
充電ケーブルが入っていました
下の引き出しにはふんわり膝掛け毛布が入れられていました
扉のとなりに荷物台があり
その下に2段の引き出し
上段に浴衣とパジャマそれとバスローブが入っています
浴衣はMとL
パジャマはフリーサイズでロングタイプのズボンなし
浴衣もパジャマもゆったり大きめで
かなりのぽっちゃりサイズの私でも大丈夫でしたw
逆に小柄な方はSサイズがあるか聞いてみるといいかも知れません
バスローブは外がワッフル地で内側がタオル地の少し薄手タイプ
足袋は靴下のような伸縮素材の黒で底は白
少し男性的なデザインですが粋な感じです
下の段は金庫ですね
洗面台とアメニティ
洗面所はワンボール
全てオーガニックのスキンケア用品が並んでいます
“ふふ奈良”のオリジナルの墨の香り
モイスチュアスキンジェル・ローション・クレンジングジェル
ボディジェル・ハンド&フェイスウォッシュ
長方形と六角形の木箱
それに何やら六角形の筒が置かれています
中は歯ブラシでした
長方形の箱の中には和漢の入浴剤
六角形の箱の中にはブラシやシザー・ボディタオルなどのアメニティ
手鏡も置いてあります
それと持ち運びのできるシャープのAQUOS防水テレビ
お風呂に持っていって見てくださいねとのこと
洗面台の下にはタオル類とダイソンのヘアドライヤー
椅子も置いてあります
髪が長くて乾かすのに時間がかかるので
椅子があると落ち着いてできて嬉しいんです
私は前回の宿のリファビューテックのドライヤーの方が好きかな
洗面所は床暖房になっていて
夜はほんのり温かくなっていました
夏でもお風呂上がりの足元を冷やさなくていいなと思いました
洗面所の奥にシャワーブース
シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュ
こちらもオーガニックで肌にやさしく保湿力の高いものなんですって
余香(YOKOU)は残り香の意味だそうです
そしてもう一方のドアから露天風呂へ
お風呂♪
全室露天風呂付き
なんて居心地のいいスペースなんでしょう
目の前には竹林が広がり
周りの目は全く気になりません
正方形の石造りの浴槽
壁側に厚手の防水マットレスが敷かれています
寝転んだり足湯をしたり
浴槽の向かいには2人で余裕の防水ベット
リクライニングもできる程よい弾力の厚手のマットレス
真ん中にはドリンクを置けるように木の台が用意してあり
湯上りにバスローブを羽織り
本を読んだりテレビを見ながらクールダウンするのに最高です
もう至れり尽くせり
駅から歩いただけで汗だくになった私たちは
早速ビールを片手にお風呂にジャボン♪
今にも寝てしまいそうなダーリン
毎日お疲れ様です
今回も素敵なホテルに連れてきてくれてありがとう
ただ
露天風呂なので仕方ないのはわかっていますが
虫が多い〜🦟
いろんな虫がいます
蚊取り線香を用意してくれていましたが追いつきません
なんか痒い
真夏は危険かも知れません
虫刺されの薬を持ってきて正解でした
ベットはシモンズのダブルがツインで
大きな枕が2つとクッション
両側にサイドテーブル
ライティングのボタンとコンセントの差し込み口
それにUSB の差込口が2個あります
それぞれの足元にフットベンチ
嬉しいアイテムがいっぱいです
ただ、ベット横の壁にある大きな丸鏡は
夜中ちょっとびっくりするかなw
ベットの向かいには白木のデスクとチェア
けっこう広さがあり
アイテムの多いダーリンには使い勝手がいいようでした
椅子もかわいい
露天風呂にはシャワーブースからも出入りしますが
ベッドルームからもよく出入りします
アコーディオンタイプの網戸は閉め忘れ厳禁です🦟
初めての薬膳料理ディナー
撮影タイムとバスタイム
のんびりしていたらあっという間に夕食の時間
〝滴翠″へと向かいます
竹林の中はとっても風流なんですが
石がゴロゴロしている道なので
足の悪い私には雪駄が少し歩きにくく
意外と遠くて思ったより時間がかかってしまいました
通された個室は目の前がガラス張りの2人用カウンター
目の前には手入れされた芝生が木々に囲まれています
メニューにあるお酒の種類の多いこと
どれにすれば良いかわからなくなり結局ビールw
キンキンに冷えた生ビールと共に運ばれてきたのは
和漢の使われているという薬膳料理
一品一品ていねいに説明してくれます
どれも体に良さそう
家では絶対に作れない複雑な味わい
舌の上に色んな旨味が感じられました
木のお盆に乗せられた先付け
まずは甘茶をいただきます
金色が眩しいお皿の滋養煮凝り
地鶏がいい歯応えだけど
私には少し和漢が強過ぎたかも
パンチェッタと甘海老のびんろう握り
優しい甘みでとっても美味しい
鹿の絵があしらわれた銀のプレートの上にどれも美味しそうな八寸
しっとりぷりぷりな海老と6時間煮込んだという鮑の碗物
どれも和漢はそれほど強くなくて美味しい♪
初夏を感じさせる爽やかなお造りには蝶々が飾られています
職人技がカッコいい🦋
メニューとは少し内容が変わったようですが問題ありません
出汁のきいた白ポン酢が美味
飛鳥鍋のオマール海老はミソの味が濃厚で
身はまったりプリップリ
まこも茸は良い歯応えです
久しぶりに食べた蘇が美味しかった
生姜のソースをかけると濃厚なミソが柔かな風味に変わります
目の前の芝生に鹿が現れました
何かムシャムシャと喰んでいます
のどかだな~♪
大和牛の和紅茶焼きは香りがすごい
柔らかいけれどしっかりとした歯応え
蓮の実のソースは初体験
少し和漢の強い気がしたフォンドボー
手間と時間がかかっているのが伺えます
釜炊きご飯は菊芋や帆立などがたっぷり入っていて贅沢
とても美味しいのだけれど
先付けなどにも使われていた当帰がたっぷり使われていて
私たちには少しキツ過ぎたかな
浅漬けも美味しかった
最後のデザートまで和漢の使われたお料理たちは
初めて味わうものばかりですごく体に良さそう
とてもいい経験になりました
部屋に戻る途中ロビーを少し探索しました
ウイスキーはそんなに得意ではないのでバーには寄らずでしたが
入り口からはなんだか渋い雰囲気を感じました
スーベニールにはお部屋で使われているアメニティやグッズが並んでいます
この時は誰もいませんでしたが
24時間営業なのでいつでも購入できるそうです
部屋に戻るとまたお風呂♪
出たあとは持参した赤ワインを乾杯
ダーリンはPC作業をしながら
私はコーナーソファーでゆったりとテレビを見ながら
贅沢な夜を楽しみました
朝の露天風呂
鳥の声と木々が作り出す清浄な空気
心穏やかな時間がゆっくり流れます
そろそろ時間です
戻ったら入るつもりで
部屋を出る前に和漢の香りの湯の素を入れておきます
お!開けた途端に昨日の匂いがします
当帰のようですね
青い青いセロリのような強い匂いです
体に良さそうw
“滴翆”で朝食
いつまでもゆっくり入っていいたいけれど
お腹も空いてきます
身支度を整え昨日と同じ“滴翠”へ
今日は2階のお部屋
テーブルは向かい合わせで座ります
窓は昨日と同じ向きなのに景色が違って見えます
まずはスムージー
そして茶粥のお膳が運ばれてきました
朝から豪勢です
茶粥はいい塩梅
みたらし餡を入れるとまた違う味わいになりますが
私はそのままが好き
長茄子と赤蒟蒻の旨煮
赤蒟蒻のぷりぷりの食感は久しぶり
和牛の山椒煮は牛蒡がいい歯応え
明太子和えはキムチ風味っぽいような
ほうれん草の胡麻よごしはホっとします
カニクリームコロッケはトマトソースが爽やか
鮪と分葱の酢味噌は初めてでしたが
鮪は霜降りされていて柔らかい味の酢味噌との相性がいいですね
サーモンとかれいの2種類の焼き魚もそれぞれ美味しい
そして小鍋の納豆汁
味噌を使わないお出汁の納豆汁は
目玉焼きが入っているせいか
あっさりしているようでコクが深く
とても気に入ってしまいました
思わず帰ってすぐに作ったんですよw
プロの足元にも及ばないのは当たり前ですが
自分流でもなかなか美味しくできました♪
おかわりで釜炊きの白ご飯をもらい
うなぎの有馬煮をのせ
さらにちりめん山椒を少しのせいただきます
お漬物たちも美味しくて箸が止まらない
2人とも思わず満面の笑みが溢れます
強い和漢が使われているのは夕食だけのようでした
西瓜とチェリーの上にミントのシャーベットをのせたデザート
かなり苦味の効いたコーヒー
久しぶりにお砂糖とミルクを入れていただいてみると
とってもいい感じ
朝からこんなに満腹になっていいのでしょうか
昨日といい今日といい
帰りの階段がキツかったw
部屋に戻ると薬湯がいい具合
なのですが
こちらのお風呂けっこうな高温
普段ぬるめのお湯が好きな私たちは
昨日からかなりの水でうめながら入っています
貧乏性の私
スタッフさんにお願いして湯温を40℃に調整してもらいました
それでもけっこう熱かったです
水はずっと出しっぱなしにしてくれていいですよとのことですが
それはもったいない気がするんですよね〜
お風呂あがりに昨日残したワインを1杯ずつ
居心地が良すぎる
このままずっと居たい・・・
そうはいきません
6匹の可愛いいにゃんこたちが待っている
グッと堪えて帰り支度します
部屋に温泉のあるホテルはいくつか経験しましたが
やはり新しくてクオリティーの高いホテルはいいですね
たくさんの新しいが見つかりますし
至る所に嬉しい心遣いを感じました
次回は是非とも連泊したいと考えながらチェックアウトです
帰りにフロントの写真を撮らせてくださいねと言うと
みなさん気を使ってくれて
急いでカウンターの下に隠れようとしてくれました
なんて可愛いらしい♡
最後に思いっきり癒されました
帰りの商店街で忘れずに奈良漬け買って帰りました♪
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